【待望】2021年に延期、司馬遼太郎の原作『燃えよ剣』と『峠』が公開

 

2021年は司馬遼太郎ファンにとってはたまらない年となりそうですね!

 

なぜかというと、司馬遼太郎さんが描いた幕末の小説、2作品が公開されるからです。

 

その2作品とは、

幕末に突如として現れた組織、新選組を描いた『燃えよ剣』と、一藩独立主義を主張した長岡藩を描いた『』です。

 

燃えよ剣は新選組副長の土方歳三、峠は長岡藩家老の河井継之助が主人公です。

土方歳三をV6の岡田准一さん、河井継之助役所広司さんがそれぞれ演じます。

燃えよ剣は5月公開峠は9月公開予定です。

 

燃えよ剣2021年10月公開、2021年6月18日公開が決定しました。

 

公開については、『燃えよ剣』公式ホームページ『峠-最後のサムライ』公式ホームページで公表されています。

 

それでは作品を紹介してゆきましょう。

 

燃えよ剣-原作あらすじ紹介

 

土方歳三の生まれた武州では、剣術が盛んだった。

歳三は、近藤勇が道場主をしている試衛館で天然理心流の剣を学んでいた。

 

遠く離れた京では、尊王攘夷の過激派志士が集まり、治安が悪化していた。

 

そんな時、歳三に転機が訪れる。

幕府が、将軍上洛の警護に浪士組を設立するというのだ。

 

浪士組参加のため、試衛館は道場をたたみ、歳三は近藤勇、沖田総司らとともに浪士組に参加し、京に上る。

 

この浪士組の首領は清河八郎である。

その清河が、隊の性格を180度転換させ、天皇勅許の攘夷集団にと宣言する。

歳三と近藤は、朝廷側に寝返った清河と袂を分かち、芹沢鴨一派と新選組を結成する。

 

だが、隊の運営方針をめぐって近藤一派と芹沢一派は対立することになる・・・。

 

 

幕末の動乱期に誕生した新選組。

土方歳三の一切ぶれない生き方が描かれた作品です。

小説や時代劇で描かれる新選組は、人斬り集団と呼ばれ敵役で描かれることが多かったが、『燃えよ剣』が世に出るとそのイメージは一新し、土方歳三の男ぶりが世に知られるようになりました。

その後の、新選組小説時代劇の多くは司馬遼太郎さんが描いた土方歳三の影響を受けていますね。

 

燃えよ剣ビジュアルはこちら!

 

今から公開が待ち遠しい方は、ビジュアルが公開されていますよ。

司馬さんの原作に加え、豪華キャスト人の出演に、公開が待ち遠しいですね。

 

監督・脚本を手掛けたのは原田眞人さんです。

原田監督は2017年にも司馬遼太郎さん原作の『関ヶ原』で映画を作成しています。

その時の主演も岡田准一さんが石田三成を熱演して話題になっていますね。

 

原田監督が始めて読んだ司馬作品は短編集の「幕末」だそうです。

「逃げの小五郎」を読みたくて足を踏み入れたのだとか。

高校生になって「燃えよ剣」と出会って以来、新選組と土方歳三に魅せられたそうです。

 

原田監督が岡田さんとタッグを組んで、司馬作品をどう描いてるかが楽しみですね。

 

 

峠-原作あらすじ紹介

 

越後長岡を出発し、冬の三国峠を越える侍がいる。

江戸をはじめ諸国遊学に出立した河井継之助。

世の中の情勢は油断ならず、継之助は自分の目で社会の実情をみておきたかったのだ。

 

江戸についた継之助は予想以上に世の中の変化が激しいことを知る。

そして、欧州にスイスなる山岳国家があり、たいした資源もないのに工業を起こし、軍隊を持ち武装中立を保っていることを知る。

この知識がのちの継之助に大きな影響を与えることになる。

 

さらに、西国に足をのばした継之助は、藩は風雲の中に独立すべしという持論を持つようになる。

 

その後、時代が激変する中で継之助は、藩の中立を守るために最新兵器を買い求めて軍備を固めるのだった・・・。

 

 

越後長岡藩家老河井継之助と聞いても、知らないという人がほとんどかもしれません。

それもそのはず『峠』が発表されるまで河井継之助を題材にした小説は皆無だったのですから。

でも、この『峠』という小説が河井継之助を一躍世に知らしめ、これまでの累計発行部数は380万部を越えるベストセラーになってます。

司馬遼太郎の小説でこの『峠』を知っておくと、まわりの人達からも司馬通だねって思ってもらえますよ。

司馬さんはこの『峠』において、侍とはなにかということを考えてみたかったと述べてます。

そして、『峠』は私の作品の中で愛着が強い作品の一つなんです。とも述べています。

 

燃えよ剣と並ぶ傑作ですね。

峠 最後のサムライ ビジュアルはこちら!初の映像化

 

峠 最後のサムライのビジュアルも公開されていますよ!

信念を貫き通す男の美学を描ききっている『峠』が初めて映像化されます。

 

監督・脚本は黒澤明監督のもとで助監督として数々の名作に携わってきた小泉堯史さんです。

小泉監督は、司馬遼太郎さんが「峠」のあと書きに記している『幕末期に完成した武士という人間像は、その結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思う』私もこの映画において侍とはなにか、捉えてみたい。自然に、爽やかに、そして美しく。とコメントしています。

 

日本の美しさが映し出されている映像美を早くスクリーンで観たいですね。