【大河ドラマ】光秀と信長の心の動きが本能寺へと繋がる、43話

光秀はついに丹波を平定する

 

信長は帝を譲位させる

 

織田徳川軍は武田家を滅ぼす

 

そして、安土城で行われた家康の戦勝祝いで事件が起こる・・・

 

(本能寺の変まで 1か月を切った)

 

  1.  安土城 : 丹波を平定した光秀安土城に登城
  2.  若宮御殿 : 誠仁新王が二条へ移ることになる
  3.  大阪本願寺 : 顕如、信長に明け渡す
  4.  東庵療養所 : 光秀訪れる
  5.  京 : 光秀、帰蝶を訪ねる
  6.  信濃諏訪 : 織田徳川軍、武田軍を破る
  7.  安土城 : 家康の戦勝祝いが行われる

 

天正7年(1579)夏

丹波の八上城と黒井城がようやく落城した。光秀(長谷川博己)はこれによって丹波全域を平定することに成功したのである。

丹波の豪族に対して光秀は城を明け渡したこに満足し命は取らなかった。そして、信長のいる安土城に向かわせた。

① 安土城

光秀と細川藤孝(眞島秀和)は安土城に登城した。

信長(染谷将太)は丹波を平定したことに「天下に面目が立つ」と上機嫌だ。そして、光秀と藤孝の前に壺が三つ運ばれた。その中には光秀が命を取らないと約束した丹波の豪族の首が入っていた。

光秀は言葉も出ず茫然とした…

「今宵は天守で宴じゃ」と信長は意気揚々としている。

丹波近江を支配した光秀に信長は従五位上の官位を朝廷に申し入れようとしているが、同時に正親町天皇(坂東玉三郎)の譲位も強引に進めようとする。その役を光秀は命じられた。

② 若宮御殿

光秀と藤孝は誠仁新王を若宮御殿から二条へ移っていただくようにと訪れた。誠仁新王(加藤清史郎)は「信長もせわしないの」と言いながら渋々二条へ移ることを承諾した。

天正7年(1579)の11月、誠仁新王は二条の新しい御所へ移った。

天正8年(1580)四月

③ 大阪本願寺

顕如は5年に渡り続いた戦に力尽き本願寺の地を信長に明け渡した。その直後、信長は本願寺攻めの総大将だった佐久間信盛(金子ノブアキ)を追放した。

④ 東庵療養所

光秀は駒(門脇麦)に不思議な夢の話をする。それは月にまで届く大きな木の夢でその木に信長が登ってる。光秀は信長を帰さないように木を切っているのだ。その木を切れば信長の命がないのはわかっているのに木を切っている。このままこの夢を見続けると信長の命はない。ほぼ放心状態のように光秀は駒に語った。

⑤ 京

帰蝶(川口春奈)は今井宗久(陣内孝則)の入れたお茶を飲んでいる。そこへ光秀が現れる。

光秀は信長のことについて帰蝶に相談しに来たのだ。

佐久間信盛を追放し他の重臣にも罰をあたえ帝までも譲位させた信長のことに対して帰蝶は「道三なら毒を盛る」と答えた。

そして、「今の信長様をつくったのは光秀そなたじゃと」言った。だからこそつくったものがその始末をしなければならないのだ。

天正10年(1582)三月

織田信長と徳川家康(風間俊介)の軍勢は一斉に甲斐の武田信玄の子・武田勝頼を打ち取った。信玄の死から9年、織田徳川の宿敵武田家は滅んだ。

⑥ 信濃 諏訪

信長は安土に戻り次第家康の戦勝祝いをしたいと段取りしている。その饗応役に家康は光秀を指名した。家臣たちは招かれるものが饗応役を指名するとは何事かと息巻く。

家康は宴で毒を盛られるのを恐れて信頼できる光秀を指名したのだ。

これに信長は浮かない顔をする。

天正10年(1582)五月

⑦ 安土城

いよいよ家康を迎えて戦勝祝いを行う日が来た。光秀は抜かりの無いように準備万端整えている。

だが、信長は後は丹羽長秀に饗応役を変えさせると光秀に言った。

光秀は家康との約束があるので最後まで務めさせてもらいますと譲らない。

この光秀の態度に信長はいい気はしなかったが、光秀に最後までやらせることにした。

宴が始まった。

信長と家康は並んでにこやかに酒を酌み交わす。家臣たちも飲む。光秀はその様子を見て満足げだ。

そこに信長の激が光秀に向けられた「膳が違うぞ。このような膳を家康殿に出すとは無礼千万。」と血相を変えて吐き捨てた。

膳を取り換えようと手を出した光秀だったが汁を信長にこぼしてしまった。信長は更に激昂し家康や家臣の前で光秀を何度も蹴り倒した。

その時、光秀の中であの夢が甦り鉈で何度も信長が昇っている木を切っている。

(つづく)

麒麟がくる紀行-八上城跡、福知山城

 

八上城跡(登山口):兵庫県丹波篠山市

丹波富士の名で親しまれている高城山には明智光秀と対立した波多野氏の居城・八上城がありました。

知っ得!
・八上城には光秀が「本能寺の変」を起こした理由のひとつとして挙げられている「和議の際に人質として差し出した自分の母を殺された」という逸話もあります(ただし創作の可能性が高いとされています)。

福知山城:京都府福知山市

光秀が丹波攻略の拠点を置いた福知山城。天守閣には光秀時代の石垣が残されています。

知っ得!
・丹波国を平定した明智光秀が築城し、女婿の明智秀満を城主とした。

マップ:八上城跡、福知山城

23話~最終話

23話 義輝、夏の終わりに 義輝の文を手に光秀は信長のもとに向かったが・・・
24話 将軍の器 将軍・義輝が殺害される。
25話 羽運ぶ蟻(あり) 覚慶は還俗し足利義昭を名乗る。
26話 三淵の奸計(かんけい) 上洛を決めた義景だったが・・・
27話 宗久の約束 信長、義昭を将軍として京へ上洛。
28話 摂津晴門の計略 横領の疑いをかけられた光秀は摂津を問い質す・・・
29話 摂津晴門の計略 光秀に横領の疑いがかけられる・・・
30話 朝倉義景を討て 信長は帝・正親天皇に拝謁する。
31話 逃げよ信長 味方のはずの浅井軍に動きが、信長に最大の危機が襲う。
32話 反撃の二百挺 いざ姉川の戦い!
33話 比叡山に棲(す)む魔物 織田軍、比叡山を攻撃
34話 焼き討ちの代償 摂津は義昭に信長と手を切るよう進言する。
35話 義昭、まよいの中で 光秀暗殺計画が持ち上がる…
36話 訣別(けつべつ) ついに武田信玄が動き出す…
37話 信長公と蘭奢待(蘭奢待) 義昭は信玄、朝倉の援軍を得られず孤立する
38話 丹波攻略 光秀は丹波攻略を言い渡される
39話 本願寺を叩け 信長は5年に渡り本願寺を攻める
40話 松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも) 逃亡した久秀は本願寺側につくと言い出す…
41話 月にのぼる者 光秀は帝よりお言葉を賜る
42話 離れゆく心 光秀は鞆の浦へ義昭に会いに行く
43話 闇に光る樹 光秀は夜な夜な月に伸びる機の夢をみるようになった…
44話 本能寺の変 ついに日本史を揺るがしたこの日が来た