【大河ドラマ】明智光秀の長い戦いの始まり丹波攻略、麒麟がくる38話

坂本城にて三渕が切腹をする

 

関白・二条晴良と信長は帝の譲位を進めようとする

 

明智家で家族団らんの一時があるも

 

光秀は丹波攻略に乗り出す・・・

 

 

(本能寺の変まで 7年)

 

  1.  近江 坂本城 : 三渕切腹
  2.  河内 : 明智軍攻め込む
  3.  明智陣営 : 斎藤利三訪れる
  4.  京 妙覚寺 : 光秀、丹波攻めを任命される
  5.  光秀館 : 光秀、信長より頂戴した南蛮服を試着する
  6.  京 若宮御殿 : 帝の譲位について
  7.  丹波 園部 : 光秀、近衛前久と会う

 

天正2年(1574)7月

① 近江 坂本城

信長(染谷将太)より光秀(長谷川博己)に書状が届く。

そこには三渕藤英(谷原章介)に自害させよと書かれていた。

理由は三渕が足利義昭(滝藤賢一)と信長を討つ企てをたてているということだった。その証拠が信長の手に渡ってしまっていたのだ。

光秀は自害を考え直すよう信長に直訴すると言ったが三渕の覚悟は決まっていた。

捨てられた花にも誇りはあると言い残し目に一粒の涙を見せ切腹した。天正2年(1574)7月6日その生涯の幕を閉じたのだった。生誕は不明なので没年齢はわからない。

光秀は花瓶に飾られた花を見て命の尊さを感じた。

 

天正2年(1574)秋

② 河内

明智光秀の軍は佐久間信盛(金子ノブアキ)、細川藤孝(眞島秀和)の軍勢とともに河内の国に攻め込んだ。

三好の軍勢と一向一揆を機内から駆逐する戦であった。

明智軍は若江城を攻め落としたが三好を取り逃がしてしまっていた。

 

③ 光秀陣営

稲葉一徹(村田雄浩)の家臣・斎藤利三(須賀貴匡)が光秀を頼って現れた。

利三は姉川の戦い長島一向宗の戦いで武功を挙げておりその噂は光秀の耳にも届いていた。

主君の稲葉を見限った利三は光秀が比叡山で信長の命に従わず女子供を助けたことにその人柄を感じて家来にしてほしいと頼ってきたのだ。

 

④ 京 妙覚寺

光秀は信長に呼ばれた。

信長はバテレンからもらった金平糖を光秀に進めて二人で和やかに食した。

そして、こう切り出した。

「バテレンの話は大きくて面白い。だが、この国で起こっている小さな話をする。斎藤利三が逃げ込んだであろう。稲葉のもとに返せ。」

美濃の国衆をまとめている稲葉の機嫌を損ねたくないのだ。

光秀は渋い表情で断ったのだが、信長は激怒し「もうよい帰れっ」と怒鳴り光秀を返したが、すぐさま呼び戻した。

そして、先ほどの激怒した表情から温和な表情になりバテレンからもらった南蛮服を光秀に渡し丹波攻めの総指揮を光秀に任せた。利三の件は信長から稲葉に話すとのことだ。

 

⑤ 光秀館

光秀は信長より頂戴した南蛮の服を着用してみた。

その姿を見た娘の岸(天野菜月)とたま(蘆田愛菜)は笑っている。家臣の左馬助(間宮祥太朗)と女中も笑いが止まらない。

「どうだ、奇妙か?」

と言う光秀に煕子は漫勉の笑みで

「たいそうお似合いですよ。都で見た南蛮人のようです。」

と答える。これには光秀は機嫌をよくし得意満面な表情を浮かべた。

明智家でのほのぼのとした場面でした。

 

⑥ 京 若宮御殿

庭で誠仁親王(加藤清史郎)が供のものと蹴鞠をしている。

それを関白・二条晴良(小籔千豊)、三条西実澄(石橋蓮司)、織田信長が見守っている。

三人は室で話をした。

二条晴良は帝を譲位させ誠仁親王を天皇にしたいと考えている。信長も慕ってもらっている誠仁親王が天皇になってくれればと思っている。

蘭奢待の切り取り依頼信長は二条晴良との関係が強くなっていた。

正親町天皇に近い三条西実澄はそんなにいそいで譲位はしなくてもよいという考えだ。

譲位:君主が存命中の間に、その地位を後継者へ譲り渡す行為

 

⑦ 丹波 園部

丹波は反信長勢力の国衆があまたいる。園部はその中心である。

近衛前久(本郷奏多)の妹は黒井城の城主・赤井直正に嫁いでいる。前久はそこを根城に動いていた。

光秀はもう一度話がしたいと丹波に入った。

二条と幕府に追われた前久は一向宗の本山である本願寺に助けを求めた。その一向宗が幕府と戦になると前久も一向宗に加わりその流れで丹波に身を寄ていたのだ。

前久は流れでこのようになったが信長につく考えだと言った。

光秀は前久を通して丹波の国衆・小畠永明にあって話がしたいと申し出たが、この丹波の国は都に近いので朝廷や公家と接するものが多く利害が複雑に絡んでいるため話などしていても始まらないとにかく戦をしないとしょうがないと言った。

 

天正3年(1575)夏

丹波の国衆は信長に従わず、明智光秀は丹波の国の攻略に踏み出した。

光秀の長い戦の始まりであった…

(つづく)

麒麟がくる紀行-高桐院(大徳寺塔頭)

 

高桐院(大徳寺塔頭):京都市

細川藤孝の菩提寺、高桐院。細川家の記録に三渕藤英の位牌があると記録されていますが、今ではその所在が明らかではありません。

 

知っ得!
・書院 の西側の一列は 意北軒(いほくけん)と呼ばれ、千利休の邸宅書院を移築したといわれている。
・書院の西北にある松向軒豊臣秀吉が催した北野大茶湯の際に影向の松のそばに三斎がつくった茶室「松向庵」を寛永5年(1628)に移築したものといわれている。

マップ

(googleマップ使用)

 

23話~最終話

23話 義輝、夏の終わりに 義輝の文を手に光秀は信長のもとに向かったが・・・
24話 将軍の器 将軍・義輝が殺害される。
25話 羽運ぶ蟻(あり) 覚慶は還俗し足利義昭を名乗る。
26話 三淵の奸計(かんけい) 上洛を決めた義景だったが・・・
27話 宗久の約束 信長、義昭を将軍として京へ上洛。
28話 摂津晴門の計略 横領の疑いをかけられた光秀は摂津を問い質す・・・
29話 摂津晴門の計略 光秀に横領の疑いがかけられる・・・
30話 朝倉義景を討て 信長は帝・正親天皇に拝謁する。
31話 逃げよ信長 味方のはずの浅井軍に動きが、信長に最大の危機が襲う。
32話 反撃の二百挺 いざ姉川の戦い!
33話 比叡山に棲(す)む魔物 織田軍、比叡山を攻撃
34話 焼き討ちの代償 摂津は義昭に信長と手を切るよう進言する。
35話 義昭、まよいの中で 光秀暗殺計画が持ち上がる…
36話 訣別(けつべつ) ついに武田信玄が動き出す…
37話 信長公と蘭奢待(蘭奢待) 義昭は信玄、朝倉の援軍を得られず孤立する
38話 丹波攻略 光秀は丹波攻略を言い渡される
39話 本願寺を叩け 信長は5年に渡り本願寺を攻める
40話 松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも) 逃亡した久秀は本願寺側につくと言い出す…
41話 月にのほる者 光秀は帝よりお言葉を賜る
42話 離れゆく心 光秀は鞆の浦へ義昭に会いに行く
43話 闇に光る樹 光秀は夜な夜な月に伸びる機の夢をみるようになった…
44話 本能寺の変 ついに日本史を揺るがしたこの日が来た