【大河ドラマ】将軍・足利義昭三好軍に本国(圀)寺にて襲撃される、麒麟がくる28話

あらすじ-場面展開

 

  1. 京市中:足利義昭上洛
  2. 摂津宮田・芥川城:14代将軍・足利義栄病死。信長摂津を攻略。摂津晴門登場。
  3. 京内裏:足利義昭15代将軍に就任
  4. 本国(圀)寺将軍御座所:三好軍襲撃
  5. 二条城普請場:将軍・足利義昭の新しい御座所建築

 

永禄11年(1568)9月

① 京市中

足利義昭(滝藤賢一)がついに織田信長(染谷将太)とともに上洛した。

京を支配していた三好勢は織田軍の勢いに押されて摂津や大和の国々に退却した。

 

 

② 摂津宮田・芥川城

三好勢が頼りにしていた14代将軍・足利義栄が病死した。

 

織田軍が三好勢の拠点である摂津に流れ込み戦いに勝利した。これにより権力者と認められた信長のもとに多くの武将が献上品をもって芥川城に集ってきた。

松永久秀(吉田剛太郎)も献上品を持ち訪れた。光秀(長谷川博己)が公方様の奉公衆に加えられたことを聞き喜ぶ。

戦に負けて許しを請うもの命乞いに来るものがいたが、久秀は以前京で信長と会って以来只者でないとにらみ、大和にはびこる三好勢と戦っていた。だが、織田方では久秀は三好方と内通していたとの噂があり詮議にかけられていた。

義昭は信長が久秀を受け入れる考えなのでこれに従った。だが、その代わりに幕府を立て直すために、代々将軍に仕えてきた政所頭人・摂津晴門(片岡鶴太郎)に引き続き幕府の政所を任せたいという。信長はこれを了承した。

久秀は信長にお目通りでき付藻茄子の茶器を献上した。この頃は茶器に詳しくない信長に「千貫で売れますぞ」というと信長は大いに喜んだ。

 

細川藤孝(眞島秀和)は山城の国城主を任されることとなっていた。これを光秀は「藤孝殿にうってつけの城だ」と喜ぶ。二人は摂津晴門の存在に幕府の中を一新せねばと話し合う・・・。

又、久秀が言うには越前の朝倉義景が三好六角と手を結び織田に狙いをつけている話があるという・・・。

久秀は筒井順慶(駿河太郎)と一戦交える準備があるのだと大和に帰った。

 

③ 京内裏

足利義昭は朝廷より正式に15代将軍の地位を与えられた。信長は義昭の将軍就任を見届けると一部の家臣を残し慌ただしく岐阜へ戻っていった。

 

永禄12年(1569)正月

④ 本国(圀)寺将軍御座所

三好の軍勢が将軍・足利義昭の御座所を突如襲撃した。

光秀は義昭を御座所の地下室に避難させた。義昭は「信長殿が岐阜に帰ったとたんにこれか」と嘆く。光秀は「昔の輝かしい都を取り戻す」と誓う。

三好方は幕府側の堅い守りを攻めあぐねた。すると、足利方の大群が京へ向かったとの知らせが入ってきた。

二日間の攻防の末、三好軍は不利とみて退却した。

戦が終わると傷を負ったものの治療に東庵(堺正章)が親しい医者仲間を連れて本圀寺を訪れた。駒(門脇麦)は光秀の顔を見て「よくご無事で」と安堵した。

 

本圀寺の事変から数日後岐阜から信長が駆け付けた。わずか数名の家臣を引き連れての慌てふためいての上洛だった。

信長は知らせをよこさなかった摂津に激怒する。そして、公方様をお守りするために新たな城を2ヶ月で築くことを申し伝える。

 


 

⑤ 二条城普請場

将軍の新しい御座所二条城の築城が始まった。幕府と信長の命に応じた近隣の国々から資材が運び込まれた。大工、鍛冶職人などが集められた。

光秀も築城の指揮をし自身も作業を手伝っていた。そこへ石仏が運ばれてくる。この石仏は砕いて石垣に使われる。石仏が使われることに何のためらいを持たない信長に光秀はあまり快く思ってないような表情をする・・・。

義昭は御座所の築城に満足で信長の手を握って「この手は離さぬぞ」と大喜びだ。

28話のポイント

  1. 足利義昭15代将軍に就任
  2. 摂津晴門の登場
  3. 三好軍本国寺を襲撃

①足利義昭15代将軍に就任

永禄11年(1568)9月12日に織田信長は足利義昭を擁して上洛。足利義栄が病死したため、18日に足利義昭は15代将軍に就任した。

②摂津晴門の登場

突然登場してきた片岡鶴太郎さん演じる政所頭人・摂津晴門ですが幕府の財政を握る重要な役どころで信長も侮れない存在で光秀とも大いに関係してくる人物です。

政所とは親王家・摂関家・将軍家・有力寺社などとの政を司る役職です。政所は伊勢氏が務めていたのですが、永禄5年(1562)8月~永禄12年(1569)11月の間は摂津晴門がその任についている。

③三好軍本国(圀)寺を襲撃

義昭が将軍に就任した後信長は岐阜に戻るのですがそのすきをついて三好軍が永禄12年(1569)正月5日に将軍の御座所本国寺を襲います。ドラマでは光秀は地下室で将軍の傍にいますが、史実では光秀が武功をあげた合戦となっています。古文書によると光秀らが矢庭に30騎ばかり射倒しとあります。

三好軍の襲撃に細川藤孝・池田勝正ら武将が駆け付け桂川付近で三好軍を撃退した。

将軍襲撃の知らせを聞いた信長は軍勢が勢ぞろいするのを待たずに大雪の中を只一騎で駆け出した。通常三日工程のところを二日で到着した。

信長は今後このような襲撃が起こらないように近隣諸国に呼び掛けて2月27日からの二条城の普請に着手する。信長自身普請場に赴いて指揮を取ったと言われています。

 

麒麟がくる紀行-本圀寺西門跡

 

本圀寺西門跡

足利義昭上洛後の仮御所だった。日蓮宗の大本山。三好三人衆の襲撃を受ける。

知っ得!
・貞和元年(1345)に鎌倉から京都六条堀川に移転。
・貞享2年(1685)水戸光圀から「圀」の字が与えられ本圀寺とした。(水戸光圀が母の追善供養を本国寺で行っている)
・昭和46年(1971)に京都市郊外の東山区山科(現・山科区)へ移転。

マップ

西本願寺北側

(googleマップ活用)

 

23話~最終話

23話 義輝、夏の終わりに 義輝の文を手に光秀は信長のもとに向かったが・・・
24話 将軍の器 将軍・義輝が殺害される。
25話 羽運ぶ蟻(あり) 覚慶は還俗し足利義昭を名乗る。
26話 三淵の奸計(かんけい) 上洛を決めた義景だったが・・・
27話 宗久の約束 信長、義昭を将軍として京へ上洛。
28話 新しき幕府 足利義昭15代将軍に就任。三好軍本国(圀)寺御座所襲撃。
29話 摂津晴門の計略 光秀に横領の疑いがかけられる・・・
30話 朝倉義景を討て 戦の大義名分を得るために信長は帝への拝謁を決意する・・・
31話 逃げよ信長 味方のはずの浅井軍に動きが、信長に最大の危機が襲う。
32話 反撃の二百挺 織田・徳川軍VS朝倉・浅井軍、姉川の戦い
33話 比叡山に棲(す)む魔物 織田軍、比叡山を攻撃
34話 焼き討ちの代償 摂津は義昭に信長と手を切るよう進言する。
35話 義昭、まよいの中で 摂津が光秀を狙う・・・
36話 訣別(けつべつ) ついに武田信玄が動き出す…
37話 信長公と蘭奢待(らんじゃたい) 武田信玄が急に引き返した…
38話 丹波攻略 光秀は丹波攻略を言い渡される
39話 本願寺を叩け 信長は5年に渡り本願寺を攻める
40話 松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも) 逃亡した久秀は本願寺側につくと言い出す…
41話 月にのほる者 光秀は帝よりお言葉を賜る
42話 離れゆく心 光秀は鞆の浦へ義昭に会いに行く
43話 闇に光る樹 光秀は夜な夜な月に伸びる樹の夢をみるようになった…
44話 本能寺の変 ついに日本史を揺るがしたこの日が来た