【大河ドラマ】藤吉郎が詠った万葉集の歌に義輝の想い、麒麟がくる23話

あらすじ-ネタバレ

 

永禄7年(1564年)9月

京を中心に絶大な権力をふるった三好長慶がこの世を去っていた。

将軍・足利義輝(向井理)は復権をはかり京は再び動乱の時代へと入った。

光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)に上洛を促すために将軍よりの書状を手に信長のもとへと向かった。

だがその頃、信長は小牧山城で美濃攻めのさなかにあり上洛どころではなかった。

光秀の相手をした藤吉郎(佐々木蔵之介)から将軍がやみ討ちされるという噂を聞いた光秀。裏で手を引いているのは松永久秀(吉田剛太郎)だと言う。

光秀は将軍暗殺を阻止を説得するため松永久秀に会いに行く。が、義輝を見限るものが多く次の将軍を擁立する考えが固まっていた。

信長の上洛がかなわなかった義輝は光秀に越前へ帰るようにと告げる。

 

永禄8年(1565年)5月

京に衝撃が走った。病死した三好長慶の子三好義継が将軍の住まう二条御所を襲撃したのである・・・

(本能寺の変まであと17年)

藤吉郎が詠った和歌の意味は義輝の想い?

 

光秀が将軍義輝からの書状を信長に持参するのだが信長は美濃攻めでそれどころではなく藤吉郎に光秀の相手をさせるのですが、その時藤吉郎はいらだっている光秀に和歌を詠う。

その和歌が将軍の気持ちを代弁して詠っているのではと思うのです。

その歌は万葉集に書かれている歌で、

 

我やどの  花橘は散りにけり  悔しき時に  逢える君かも

 

という歌ですが、

この歌の意味は、わたしの家の花橘は散ってしまいました。そのような時にあなたとお会いしたのは残念なことです、という趣旨。花が散ってしまったことが、容色の衰えを物語っているわけである。せめてもうすこし若かったときにあなたとお会いしたかった、という気持ちが伝わってくる。

この歌を将軍・義輝の気持ちで感じ取ると、私(義輝)は時節に埋もれもう散ってしまいそうだ。こうなる前(威厳のあるころ)に光秀を召し抱えていたら将軍としての威厳も保たれ諸侯の武将も従い上洛してきていたのだろうにと、解釈ができる。

藤吉郎はこの歌で光秀に将軍義輝の想いを光秀にわかってもらいたかったのでは?義輝の時代は終わったのだと。藤吉郎なりの機転の利いた伝え方に思える。

麒麟がくる紀行-小牧山城、小牧神明社

 

小牧山城

織田信長が美濃攻めの拠点として小牧山(愛知県小牧山市)に築いた城。頂上近くに大きな石を積み上げた石垣があり、近世城郭の原点になった城と言われている。

 

知っ得!
・後に徳川家康が小牧・長久手の戦で使用した事で有名。
・現在ある小牧城の建物は、1962年(昭和42年)に名古屋市に住んでいた実業家が、自身の財産を投じて建設し、小牧市に寄贈したものである。西本願寺の「飛雲閣」をモデルとしている。
(googleストリートビュー活用)

小牧神明社

清州の御園神明社を守り神として分祀した。

 

知っ得!
・小牧山城を築城しようとしたその年は金神七殺にあたるとのことから、清須の御園神明の祠官に神事を行わせた。その後、築城するとともに小牧山の東の池へ神明社を勧請したという。
(googleストリートビュー活用)

小牧山城~小牧神明社

徒歩で約13分ほど

(googleマップ活用)

麒麟がくる 24話~最終話

24話 将軍の器 将軍・義輝が殺害される。
25話 羽運ぶ蟻(あり) 覚慶は還俗し足利義昭を名乗る。
26話 三淵の奸計(かんけい) 上洛を決めた義景だったが・・・
27話 宗久の約束 信長、義昭を将軍として京へ上洛。
28話 新しき幕府 足利義昭15代将軍に就任。三好軍本国(圀)寺御座所襲撃。
29話 摂津晴門の計略 光秀に横領の疑いがかけられる・・・
30話 朝倉義景を討て 戦の大義名分を得るために信長は帝への拝謁を決意する・・・
31話 逃げよ信長 味方のはずの浅井軍に動きが、信長に最大の危機が襲う。
32話 反撃の二百挺 織田・徳川軍VS朝倉・浅井軍、姉川の戦い
33話 比叡山に棲(す)む魔物 織田軍、比叡山を攻撃
34話 焼き討ちの代償 摂津は義昭に信長と手を切るよう進言する。
35話 義昭、まよいの中で 摂津が光秀を狙う・・・
36話 訣別(けつべつ) ついに武田信玄が動き出す…
37話 信長公と蘭奢待(らんじゃたい) 武田信玄が急に引き返した…
38話 丹波攻略 光秀は丹波攻略を言い渡される
39話 本願寺を叩け 信長は5年に渡り本願寺を攻める
40話 松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも) 逃亡した久秀は本願寺側につくと言い出す…
41話 月にのほる者 光秀は帝よりお言葉を賜る
42話 離れゆく心 光秀は鞆の浦へ義昭に会いに行く
43話 闇に光る樹 光秀は夜な夜な月に伸びる機の夢をみるようになった…
44話 本能寺の変 ついに日本史を揺るがしたこの日が来た