【大河ドラマ】胸を打つ戦国の世に生きる竹千代の言葉!麒麟がくる10話

あらすじ

 

天文18年(1549)夏

 

お駒は幼い頃に身を預けられていた旅芸人一座の伊呂波太夫と再会する。

お駒は胸の内にある想いを、伊呂波太夫に話す・・・。

 

尾張と三河の国境で戦がおこった。安城城(あんじょうじょう)に今川軍が攻め寄せたのであった。

城は落ち守っていた織田信広がとらえられた。

織田側に、今川義元は織田家の人質になっている松平竹千代と織田信広を交換するように言ってきた。

 

光秀は斎藤利政に、織田信長に嫁いだ帰蝶の元を訪れ織田家の動向を探るように命じられる。

帰蝶に会った光秀は、織田信長、竹千代とも遭遇するのであった・・・。

 

ドラマで印象に残った竹千代の発言

 

竹千代が将棋盤と駒を持って来て信長と対局をするシーンがありましたね。

そこで発言した竹千代の言葉が胸を打ちました。

 

信長から「そなたとは将棋はもうやらぬ」と言われた竹千代は

「このところ遊んではいただけません。近習のものが申しております。信長様は私の父松平広忠を討ち果たしたと。」

 

(信長が竹千代を見据える。同席していた光秀と帰蝶は信長を見る。)

 

続けて竹千代が発した言葉が意表を突くものだった。

「私にお気遣いなさってるのですか?もしそうだとしたら無用なことでございます。父上は母上を離縁し、岡崎から追い払い、今川義元についたのです。私は大嫌いでした。討ち果たされたのは致し方ないことです。」

竹千代の話を最後まで聞き信長は駒を並べる。

 

竹千代は信長から話された人質交換の話に、「今川は敵です。いずれ討つべきと思うております。」と答える。

続けて「その討つべき敵の顔を見たことがありません。見てみたい。」と信長に言う。

 

8歳の竹千代が発する言葉一つ一つにこの時代に生きる当主としての覚悟が感じられます。

後々兄弟のような関係を保っていくことになる信長と後の家康の男と男の信頼関係を描いたドラマティックなシーンになりました。

麒麟がくるでも信長と家康との関係から目が離せませんね!

 

織田信長の異母兄織田信広とはどんな人物?

 

ドラマで信長が、信秀に食って掛かるシーンがありましたね。

今川から人質の取り交わしの話がった。安城城から捕らえた信長の異母兄信広と織田家が松平家から人質に取っている竹千代と交換という話です。

信長はこの人質交換に納得がいかず、竹千代を今川に渡すなど尾張の命運にかかりますと、父信秀に言上してます。

 

(実際この人質交換の交渉により、織田家の三河における求心力は大きく後退することとなります。)

 

織田信広の経歴

 

あまり時代劇でも時代小説でも描かれることの少ないこの織田信広とはどんな人物だったのでしょうか?

 

信弘は信秀の長男ですが、生母が側室という立場から家督の相続権はなかったらしく、母親の出自も不明で誕生年月日も不明です。

三河物語によると天文17年(1548)3月に起こった第二次小豆坂の戦いでは先鋒を務めています。

 

天文18年(1549)安祥城の守備を任されていた信広は、一度は優勢に立つも、安祥城は陥落。生け捕りにされてしまう(第四次安城合戦)。

後に、織田家の人質となっていた松平竹千代(徳川家康)との人質交換という形で織田家へ送還される。

 

弘治2年(1556)、信広は美濃稲葉山城の斎藤義龍と組んで謀反を画策する。

しかしこの計画は事前に信長に漏れていた。だが信広はそれから叛意を露にして信長と敵対し、小規模な戦闘をたびたび起こしたがいずれも退けられ、ほどなくして降伏した。この時、信長は信広を赦免しています。

 

それから以後は二心無く信長に仕え、織田家連枝衆の中ではまとめ役的な存在であったといいます。

 

天正2年(1574)、最後の伊勢長島一向一揆攻めに参加する。その際に大木兼能(佐々宗淳の外祖父)と一騎討ちとなり、信広は討ち死にしたといわれています。

 

麒麟がくる紀行-岡崎城、加藤図書屋敷跡

 

岡崎城

後の徳川家康、竹千代は岡崎城内の坂谷邸で生まれました。母親の於大の方(おだいのかた)は竹千代を生んでまもなく離縁されています。

  • 戦国時代から安土桃山時代には松平氏の持ち城
  • 岡崎城は当初、「岡竒城」と記された。
  • 江戸時代には岡崎藩の藩庁であった。

岡崎城の地図(googleマップ活用)

<岡崎城概要>再建天守
  • 別名:龍城
  • 城郭構造:梯郭式平山城
  • 天守構造:複合連結式望楼型3重3階(1617年築・非現存)。復興(1959年(昭和34年)再・RC造)。

岡崎城(googleアース活用)

 

加藤図書屋敷跡

後の徳川家康、竹千代が6歳から8歳までの間(天文16年-天文18年)織田家の人質として幽閉された場所。

 

加藤図書屋敷跡地図(googleマップ活用)

麒麟がくる 1話~21話

1話 光秀、西へ 光秀、堺と京を訪れるが・・・
2話 道三の罠 籠城をする道三だったがそれにはある策があった・・・
3話 美濃の国 斎藤道三、土岐頼芸のもとを訪れるが・・・
4話 尾張潜入指令 光秀と菊丸が薬草売りを装い尾張に潜伏するが・・・
5話 伊平次を探せ 光秀、鉄砲職人伊平次を探しに京へ行く。
6話 三好長慶襲撃計画 万里小路家連歌の集いで三好長慶が狙われるが・・・
7話 帰蝶の願い 織田信秀が斎藤利政に和睦を申し入れてきたが、それにはある条件があった・・・
8話   同盟のゆくえ 織田と斎藤の同盟は帰蝶の輿入れが条件だった。帰蝶が取った行動とは・・・
9話 信長の失敗 信長は信秀に祝いの品を差し出すのだが・・・
10話 ひとりぼっちの若君 今川義元は織田家の人質竹千代と織田信広の交換条件を突き付けてきた。
11話 将軍の涙 織田家VS今川家。美濃はどうする。
12話 十兵衛の嫁 光秀は煕子と結婚し、母と叔父の光安も大喜びだった。が、稲葉山城からのろしが上がる・・
13話 帰蝶のはかりごと 道三と対面する信長を帰蝶がプロデュースする。
14話 正徳寺の会見 斎藤道三と織田信長は正徳寺で初対面を果たした。
15話 道三、わが父に非(あら)ず 尾張の織田家と美濃の斎藤家で身内同士の暗殺劇が起こる。
16話 大きな国 道三は二人の息子を失った。殺害したのは嫡男の高政であった・・・
17話 長良川の対決 ついに、美濃国内長良川において斎藤親子が激突!
18話 越前へ 新天地越前にたどり着いた明智家の人達   越前一乗谷で、光秀は朝倉義景に謁見する。
19話 信長を暗殺せよ 近江朽木に戦火を逃れていた将軍・足利義輝は三好長慶と和睦し5年ぶりに京に戻った。
20話 家康への文 家康と母・於大の方の感動秘話。
21話 決戦!桶狭間 日本の歴史が変わった運命の一日!